近年,多くの業界で革命と叫ばれるほど急速にDX化が進んでいる。その背景には人材不足や効率化など様々な問題もある。
歯科界においてもDX化は歯科医師を中心とした歯科衛生士や歯科技工士の働き方や診療の効率化や経営面などの改革になっている。
今回、多くのメリットがある歯科治療のDX化を保険診療にも導入予定の光学印象(IOS)を中心にした内容で講演してみたい。

現在、口腔内スキャナー(以下IOS)は日本において10種類以上が上市され、いよいよデジタル印象が本格化してきた感がある。IOS自体は従来 の印象材と変わらず、それ自体が何かをしてくれるわけではない。しかし活用次第では歯科インフラの整備に役立ち、日々の診療の幅を広げ、患者にも先生方にも大きな恩恵を受ける機器である。これからIOSを導入しようと考えている先生方に、IOSで何ができるか、使用するメリットとは何か、また付随するハードウェアやソフトウェア でどれだけの広がりを見せるかをお伝えする。また、現在Ciメディカルがパッケージで販売している、ワンデイトリートメントとして使いやすいCAD/CAMシステムについても紹介する。本講演がIOS選択の一助になれば幸いである。

歯科医院経営は、診療だけでなく、多くの非診療分野で実施すべきことがあります。
一方、そのノウハウを学び、実践しようとしても、なかなかうまくいかないといった話をよく耳にします。
私たちは、経営コンサルではなく、経営パートナーとして、一人ひとりの歯科医院経営者に寄り添い、結果を出すことを大事にしています。
その生きた経験を元に、知らないと知っているでは雲泥の差がつく、経営ノウハウをお届けします。
今回は、特にニーズが高く、有益な「採用」と「リスクマネジメント」についてお話します。

1930年代にKeslingによって紹介されたマウスピース矯正は、手作業で作成しないといけない限界のために本格的な発展が滞っていたが、Align Technology社の「インビザライン」で3Dソフトウェアと3Dプリンターを使用し、より精工なマウスピース型矯正装置が製作可能になったことにより、生体力学的に飛躍的な発展があった。

しかし、マウスピース矯正の「歯根の移動ができない」というところは、未だに解決しなければいけない課題として残っていてこれによる様々な問題がマウスピース矯正の限界として多く挙げられている。
シースルーアライナーの開発者として、歯根も移動させられるオーバーハンイングアタッチメント(Overhanging Attatchment)を開発し、論文を発表して特許を登録も行った。
歯根を動かせるというメリットにより、以前はマウスピース矯正の適用が難しかったケースや、むしろブラケット矯正でも不可能だった難症例も弊社のシステムで治療が可能となった。

今回のセミナーを通して、シースルーアライナーアタッチメントの効果と実際の臨床例を紹介する。

小児治療は難しい、時間がかかるとお悩みの先生に向けたセミナーです。
小児治療で絶対に抑えるべきポイントは何なのか、小児治療を効率よく行って売上につなげるにはどうしたらよいか。
小児治療メインで売上2億を超えた経験をもとに、GPが小児治療を取り入れて売上を伸ばすテクニックと戦略をお伝えします。
①笑気麻酔の使い方
②圧倒的な時短を達成する小児ラバーダム法
③脱離しない窩洞形成
④Ⅱ級窩洞がⅠ級窩洞になる、そして充填後フロスが全く引っかからない隔壁法

社会情勢や国の施策がめまぐるしく変化しながら、超高齢化社会に突入した日本において、歯科医院に求められる医療の形態も変化してきております。
外来診療においてはデジタル化、CTやマイクロスコープ、口腔内スキャナーなどの活用、口腔機能管理、訪問診療においては栄養指導、摂食嚥下リハビリテーション、多職種連携などが求められてきております。
その中で、医療人として技術研鑽を行っていくことはもちろんの事、増患対策、スタッフの雇用と教育、設備投資などの経営方針を決めていかなければなりません。今回は訪問歯科診療の内容を中心に、外来診療と訪問診療バランスの取り方、これからの訪問歯科診療について私なりのご提案をさせて頂ければと思います。